超特大のイカ ニュウドウイカ
東京湾にラッコとクジラも

ニュウドウイカ

2006年2月7日の早朝に正体不明の深海性の巨大なイカ(胴長80-100cm、全長1.8m前後)が
金沢漁港で見つかりました。漁師さんが特大の玉アミで掬い、漁港のイケスに移し、
連絡を頂き、すぐに見に行きましたが、まだイカ独特の模様は動き、足も動かしていました。
すぐ八景島に連絡して、取りに来てもらいましたが、名前は不明との事でした。
翌日、八景島からニュウドウイカとの連絡かありました。
ネットで調べてみると、オホーツク海等の寒冷な深海に生息し、外套膜(胴体)の長さが最大で
1.5-2mにもなり、マッコウクジラのエサにもなる有名なダイオウイカ同様、海中で浮力を得る為に
体内に多量な塩化アンモニュウムを含んでいるそうです。そのためにアンモニア臭が強く、食用には
適さないそうです。北洋のトロール船に稀に入るそうです。数年前にサンシャイン国際水族館に
タコ漁にかかり、死んだニュウドウイカ(胴長2m、全長3m)をスルメにしたものを公開したそうですね。
でも、そんなイカが東京湾にいたなんて、東京湾って凄い海ですネ〜。


 

マッコウクジラ

2006年2月12日に洲ノ崎沖で2頭のマッコウクジラがいました。ちょうど、鬼カサゴも芳しくなく
帰りにホェールウォッチングでした。クジラはそう珍しくは無いのですが、今年はいろいろと珍しい動物が多いですね。

ラッコ

2006年2月14日に東京湾、観音崎沖の航路にラッコが居たとの連絡がありました。
数年前にアザラシがいて大騒ぎしました。それ以前も千葉沖では冬に
発見したことがありましたが、ラッコは初めてですね。船で近くに寄っても、
なかなか逃げなかったそうです。写真は小金丸船長が撮ったものを
お借りしました。ちゃんと安全な場所に行ったかな
。でも、ラッコ??、
アザラシ??、アシカ??どっちだったんだろ〜????。



マッコウクジラ その2


2006年3月18日に洲ノ崎沖で25-30頭のマッコウクジラの群れがいました。数頭のクジラはあまり
珍しくないのですが、20-30頭の群れは初めてですネ。かえって、船を走らせて、クジラと衝突するのが、
怖いくらいでした。凄いですネ。

ヤリイカの産卵


2006年3月28日
前日釣ったヤリイカを船のイケス(活魚槽)で活かしておいたら、次の日の朝にイケスの壁に
フサフサと変なものが付いていました。よ〜く観察すると、全部ヤリイカの卵。気の早いヤリイカが
居たのか、それとも産卵寸前もヤリイカを釣ってしまったのか、アレレ・・・・っという感じです。
今年の1月にダイビングでヤリイカの産卵をわざわざ見てきたのに、こんな場所で。でも自然って凄い
ですネ。

鬼カサゴの放流
2006年3月
今年初めての鬼カサゴ。お馴染みさんに頼んで、いくつか港に放流してみました。次の日も同じところに
鬼カサゴが居てビックリ。今年は50尾ほど、店の前に放流したので、ちょっとのぞいて見ると面白いかな。
今度の木曜日に潜って、写真を撮ってきますネ。お楽しみに。