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魚の天国 与論島

こんな時に台風なんて!!!  

今年の夏休みは子供達も大きくなり、「今年はどこに行く〜」。「たまには2人で行ってくれば」と
素っ気無い返事。初めて夫婦2人、水入らずで沖縄でダイビングでもしようかと思いパンフレットで
ツアー探し。いろいろ調べていると混雑している沖縄より空いている与論島と言うことになり決定。
でも「すぐに申し込むより差し迫った方が安くなるんじゃない」という言葉を信じて心ウキウキ。
計画だけで申し込みは1週間前まで我慢。でも子供達は「沖縄なら行く〜」というので結局4人で計画。
1週間前で申し込むとどこもいっぱい。慌ててインターネットで探しまくり、なんとか確保出来てホッ!!!!。
8/25の当日を楽しみにしていました、が、台風が1つ、続いてもう1つ。心配しつつ、8/25の出発を
迎えました。また車の場合は羽田はすぐ前に駐車場があり、民間の駐車場より平日ならば割引があるので
便利です。でも早く行かないと満車の場合もあるそうです。ちなみに3日間で6.500円でした。


空からの綺麗な景色にうっとり・・・  

羽田am9:55発の沖縄那覇行き。2時間少々の空の旅。子供はのんきに本を読み、大人は窓際で
子供気分。九州をすぎ、奄美諸島に差し掛かると、一転、コバルトブルーの海と綺麗な島並み。いつもの
東京湾とは違った景色にウットリ。リーフに守られた島、本当に羨ましい景色です。「早く海に潜りたい〜」。
目的地の与論島を一旦過ぎ、沖縄に近ずくとますます海は青くなり、地図でしか見たことの無い
沖縄本島の大きさにビックリしていると、いよいよ那覇空港に到着です。


こんな小さい飛行機・・・  

沖縄に到着後、乗り継ぎの手続きをすると「4人様でしたら、4人で向かい合った席が取れますが・・・・??」。
アレレ・・・、電車なら分かるけど、飛行機に向かい合った席なんて有るのかなと思いつつ、手続きを完了。
ほんの少し、乗り継ぎに時間があったので、昼食を取るために空港をプラプラ。大きなレストランもなく、
沖縄そば、ソーキそばにつられて簡単な昼食。どっちかというと横浜中華街の味かな。
そろそろ時間になったので、ゲートに行き乗り継ぎの為にバスに揺られて飛行機へ。「これっ・・・・」
「可愛い〜」と娘の声。出てきたのは初めてのプロペラ機。30数名乗りに27人が搭乗して、席はやっぱり
4人で向かい合った席、すぐ横に非常口と大きなプロペラ。スチュワーデスの方が「非常の時は非常口を
開けるお手伝いをお願いします」だって。プロペラが回り出し、ゆっくりと旋回。プロペラの音がますます大きくなり、
すぐに離陸。キャンデーを貰って騒いでいたら、30数分ですぐに着陸。待望の与論島に到着です。小さな与論空港。
飛行機についてるタラップが下がると強烈な暑さ。荷物もすぐに貰えて、すぐにゲートも出ると、プルシアリゾートの看板を持ったホテルの
スタッフの方が出迎えていてバスに乗り、ほんの2.3分でホテルへ。チェックインの手続きのあとに、簡単な説明を終わり、コテージへ移動。
でも、台風が接近している為に沖のダイビングは無理ですと非情な答え。とっても楽しみにしていたのに・・・・・。気を取り直して、
シュノーケリングだ。子供達はイモリ?、ヤモリの出迎えで大騒ぎ。ちょっと狭い客室ですが、暫くの間の我が家です。もうpm3時を過ぎていますが、
「さ〜、着替えて海へ行くゾ〜」。

綺麗な海???  

コテージを出で、ビーチへ。東京湾なら海岸、海なんだけど、リゾートだからビーチかな。途中、プールの脇を抜けて
ギリシャ風の建物の階段を降りると、とっても綺麗なビーチが目の前に開け奥様感激。綺麗に並んだパラソル、
バナナボート。また与論のパンフには必ず出でくる大きなシンボルの岩。きっとオープンしたての頃は素晴らし
かったのでしょう。カウンターでパラソルを借り、スタッフの方に「魚はいますか?」と聞くと「岩のところにニモも
居るからがんばって〜」。すぐにマスクを被って下の息子(太輝)と海の中へ。でも、2,3歩歩くと、すぐに深くなり、
心配しましたが、我が家の子供はマスクを付ければ1時間は泳いでいるので、心配無し。そのまま海の中へ。
水は綺麗ですが、ちょっと濁ってる。もっともっと綺麗だと思ったのにガックリ、まして魚も居ない。でも沖へ行くと
水は綺麗になり、活きているサンゴの回りには熱帯魚がいっぱい。チョウチョウウオ、モンガラ、ブダイ、ヤガラ、
水面には大きなサヨリ??と名前も分からない綺麗な熱帯魚で水族館状態。太輝は色鮮やかなモンガラに足を噛まれたと大騒ぎ。
後で、分かった事ですが干潮の時はリーフがあるので、水は透き通り、満潮になると海が荒れ、水が濁るようです。夢中で泳いでいると
すぐにビーチがそろそろクローズする時間です。ちょっとの間、お茶を飲んでいると沖の方からプロペラ機の大きな音、するとそのままビーチの
すぐ上を飛んで着陸体制。「うわっ〜、キムタクのGood Luckのドラマみたい」と皆で大喜び。こんなのも楽しみの1つですね。次の日は朝から
ビーチへ。午前中は湖のようにベタ凪ぎ。昨日も沢山の熱帯魚はいましたが、今日は格段に多くの熱帯魚。波打ち際から魚が泳ぎ、もう天国。
時間も忘れて、シュノーケリング。また仕事ではバナナボートを引っ張ったりしていますが、自分で乗った事はないので、家族でバナナボートと
遊び放題。でもホテルのロビーにかけてある、台風情報が頭の片隅から離れないのが悩みの種ですが・・・・。海水浴は2時で終了してちょっと
空港へ。自分だけでも仕事があるので早めに帰れないか聞いたのですが、「キャンセル待ちはありません。全席満席です、でも明日は大丈夫
ですヨ」のお言葉。これで心配せずに遊べます。

与論の食事  

1日目はホテルのレストランでバイキング。2日目はせっかくだから、与論料理(沖縄料理)でも食べようという事で、
ガイドマップで調べた、与論料理の「たら」という店へ。予約を入れてから、結構時間があったので、レンタカーを借り、
島内一周へ。周囲23kmしかないのですが、初めての道路に四苦八苦。台風の影響で行けなかった百合が浜、
城跡、サザンクロスセンターを見学してから「たら」という店へ。沖縄名産の魚、グルクンの干物、牛乳豆腐、アオリの
塩辛、アオリのお造り。その後、グルクンの唐揚など色々食べて、最後は鶏飯。この鶏飯、奄美の郷土料理。
若い鶏のささ身にシイタケの煮物、ハパイヤ漬け、錦糸玉子、他の具や薬味をご飯の上に乗せ、最後に
鶏ダシのラーメンの汁のような物をかけてお茶漬けのように食べるのですが、さっぱりして結構美味しくて、
飲んだ後には良いですね。飲み物はやっぱり与論島のサトウキビの焼酎「有泉」。食後は星降る夜空を見ながらプルシアへ。
明日はもう帰る日です。

島内観光  

3日目は午前中はまたまた朝からビーチへ。昨日の夕方は遊泳禁止になっていたのですが、また干潮の間は
ベタ凪ぎなので、遊泳OKになっていてシュノーケリング。昼にはまたまた遊泳禁止になり、帰りの飛行機はpm6:00
出発だったので、茶花の町へ出て昼食。またまたガイドマップで娘の推薦の海岸通りと言う店で昼食、その後、
ギャラリー海という店や、やみやげ物店で買い物。地元のオヤジに「ずいぶん黒いな、なにやってんだ」だって。
仕方なく、「だって毎日船に乗ってるから。オヤジさんより黒いかもネ」で話が盛り上がり。その後まだ時間もあったので、せっかくなので、島内観光へ。昨日はレンタカーで迷子状態だったので、時間も無いのでタクシーに観光を頼み、
赤崎鍾乳洞、与論民族村へ。サンゴで出来た島なので、鍾乳洞は規模は小さいのですが結構綺麗で家族みんなで
納得。その後、民族資料館でサトウキビの搾り方や昔の生活を垣間見てホテルへ。あ〜もう帰る時間です。短い旅行
でしたが、とても楽しく、来年も与論島だ〜と納得出来る島でした。せっかくだから、毎年来て、海人になりたいですね。
また、次回はダイビング三昧したいです。

                                        以下、工事中